翻訳と辞書
Words near each other
・ カーバイト
・ カーバイド
・ カーバイドバー
・ カーバイドランプ
・ カーバイン
・ カーバケッティ
・ カーバメイト
・ カーバメート
・ カーバンクニムラ
・ カーバンクル
カーバンクル (伝説の生物)
・ カーバー
・ カーバー・ミード
・ カーバー郡
・ カーバー郡 (ミネソタ州)
・ カーバ神殿
・ カーパーク・レコーズ
・ カーヒラ
・ カーヒラ県
・ カーヒーター


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カーバンクル (伝説の生物) : ウィキペディア日本語版
カーバンクル (伝説の生物)
カーバンクル(Carbuncle)は、伝説上の生物の1つ。16世紀スペインの僧侶詩人であるマルティン・デル・バルコ・センテネラの著書『アルゼンチナ』(1602年)に記録がある。
センテネラは著書において、パラグアイでの自身の目撃談を述べており、その姿を「燃える石炭のごとく輝くを頭にのせた小さな動物」と記述している。センテネラはこの生物を求めてパラグアイの川やジャングルを探し回ったが、結局、発見に至ることはなかった〔。『アルゼンチナ』にある記述はこれのみで、カーバンクルが哺乳類か、爬虫類か、鳥類かも一切わかっていない。スペインの探検家であるゴンサーロ・フェルナンデスはこれを、の中に秘められているといわれる宝石と結び付けて考えており〔、そのことからカーバンクルを竜とする説もある。
民間伝承においては原典での姿が不明瞭なこともあり、姿はサルリスに近い姿など一定していないが、額に真紅の宝石を持っており、その宝石を手に入れた者は富と名声を得るといわれており、これが伝承における唯一の共通点として挙げられる。センテネラの後も何人もの探検家がカーバンクルを探し求めており、富と名声に関する伝承が生まれた後はさらに多くの探検家がカーバンクル捜索に挑んだが、成功した例は確認されていない〔。
日本では昭和平成以降、『ぷよぷよ』や『ファイナルファンタジー』などのゲームキャラクターとしてある程度、知名度が高まっている〔。ゲーム内では、貴重なアイテムを持つ、多くの金が得られるなど、希少なモンスターとして扱われることが多い〔。
なお「カーバンクル」の名は、ルビーガーネットなどの赤い宝石を指す言葉としても用いられており、この宝石を持つと富と名声が得られるともいわれる〔。この伝説の生物にこの名が用いられるようになった後でも、「カーバンクル」の名は宝石の名に用いられることの方が多い〔。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カーバンクル (伝説の生物)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.